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子どもの頃の私は、
「プロになれなければ、
バレエをやる意味なんてない!」
本気でそう思っていたくらい極端でした😂
もちろん、当時もバレエは大好きだったし、
踊ることは楽しくてたまらなかった。
上手くなりたい。
プロになりたい。
負けたくない。
いい役をもらいたい。
評価されたり、選ばれたり。
目標に向かって必死に努力して、
どんどん上を目指していくことが楽しかった。
コンクールに出れば順位がついて、
バレエ学校に入れば成績が出て、
キャスティングから外されることもある。
オーディションでは、
どんどん斬られる。
バレエ団に入ってからも、
役をもらえる人、もらえない人がいて、
いろんなドラマがあります😂笑
それが嫌だったわけではなくて。
むしろ、そんな環境が好きで、夢中で、
そこで得られたものも本当にたくさんあります。
バレエを離れて気づいたこと
自分自身がバレリーナを引退して、
デザイナーになったり、
英会話講師になったり、
バレエとは違う世界に出てみて、
気づいたこともありました。
バレエで身につけたものって、
プロになるためだけのものじゃなかったんだ、と。
バレエを通して身につけたものは、
バレエを離れてからも、
いろんな場面で私を助けてくれました。
これは私が子供たちに伝えていきたいこと、
授けてあげたい力です。
逆に、
生徒たちに教えてもらったこと
指導する機会をもらい、
バレエを見られるようになった今、
目の前にあるバレエは、
さらに少し違って見えます。
今、目の前にいるのは、
ほとんどが、
別にプロになろうとか、
バレエの道に進もうとか、
そんなことはまだ考えていないけど、
純粋に踊ることが楽しくて
仕方がない子どもたち。
そして、
子どもの頃に
やっていたバレエを
大人になって再開して、
仕事や家事の合間に
スタジオへ通ってくれている大人の方たち。
コンクールに出たりする子達も
増えてきましたが、
その子達を見ていても、
誰かに選ばれることや
順位、プロになるならない、
そんなの関係なく、
みんな目の前のことに
ものすごく真剣で、
一生懸命で、
何度も何度も練習して、
本当にバレエという芸術を愛して、
楽しんでいて、
ひとつの舞台に向かって
本気になっている。
そんな姿を見ているうちに、
子どもの頃から
私の中にずっとあった
偏った価値観が、
良い意味で、
どんどん壊れていきました。
「あぁ、バレエって本来こういうものでもあったんだ」
と、私の方が教えてもらっているような気がします。
上手いとか、下手とか。
選ばれるとか、選ばれないとか。
もちろん、技術を追求することも
バレエの大きな魅力のひとつ。
でもそのもっと根っこには、
音楽が流れたら踊りたくなる。
昨日より少しできるようになったら嬉しい。
舞台に立つと思うとワクワクする。
そんな純粋な「踊る喜び」がある。
プロになることだけが、
バレエを続ける理由じゃない。
何歳でも、
どんな目標でも、
こんなに夢中になれて、
こんなに一生懸命になれて、
こんなに心が動く。
それだけでも、
バレエには十分すぎるほど価値があるんだなぁと。
スタジオを始めて、
みんなを見ているうちに、
私自身のバレエに対する考え方が、
大きく変わりました😌
当たり前のことなのかもしれないけれど、
私はそれに気づくまでに
随分時間がかかりました😂
先生という立場ですが、
気付かされること、
教えてもらうことばかりです。
昔は、
夢を叶えるために夢中になったバレエ。
今は、
踊ることそのものや、
誰かと一緒に舞台をつくること、
それぞれの目標に向かって
一緒に燃えること、
音楽や表現を楽しむバレエ。
どちらも私にとっては、
大切なバレエです。
みんなでつくる、初めての発表会
最近、発表会の練習が始まって、
子どもたちがレッスンの前後にも踊っていたり、
振付を覚えて、
嬉しそうに見せてくれたり、
自分たちで声を掛け合って、
音をかけて、
群舞の自主練を始めたり。
大人の皆さんも、
仕事や家事がある中で、
「こんなふうに踊りたいんです!」
「これが目標です!」
と熱く語ってくれたり。
私は、そんな姿を見るのが
すごくすごく好きです☺️
誰かに勝つためでも、
何かに選ばれるためでもない。
「みんなで良い舞台にしたい」
「もっと踊れるようになりたい」
「もっと素敵に踊りたい」
ただそれだけで、
こんなにも一生懸命になれる。
大人も子どもも、
何かに夢中になっている時って、
本当にキラキラしているなぁと思います。
そして私は、
そんな踊りに一番心が動きます。
舞台に立つのなら、
バレエはお客様のために踊る。
これは昔から、
私の中で変わっていません。
じゃあ、
お客様はどんな踊りを見た時に
心が動くんだろう。
技術が完璧な時?
難しいことができた時?
もちろん、それも大切。
でも、
「この人、本当に踊ることが好きなんだな」
「この舞台のために、
たくさん練習してきたんだろうな」
そんなものが伝わってきた時に、
人の心って動くんじゃないかな。
最近みんなを見ていて、
「ああ、これだ」
と思いました。
そして、もうひとつ嬉しいのが、
保護者の方から、
「家でもずっと発表会の踊りを踊っています!」
「発表会をすごく楽しみにしています!」
なんて聞くこと。
それぞれのご家庭の会話の中に、
「バレエ」が出てくる。
それだけで、
なんだかすごく嬉しいんです☺️
今日こんなことができた。
この踊りが難しい。
衣装はどんなのかな。
本番楽しみだね。
そんな会話をしながら、
家族みんなで舞台の日を
楽しみにしてもらえる。
発表会って、
舞台に立つその一日だけじゃなくて、
そこに向かって
一生懸命練習した時間も、
家で何度も踊った時間も、
家族でバレエの話をした時間も、
全部ひっくるめて、
ひとつの思い出になるんだと思います。
脚のラインや身体の使い方、
技術や完成度。
もちろん、
バレエをやる以上は大切にしたいし、
私もそこはしっかり教えたい。
でも、やっぱりバレエは芸術です。
音楽を聴いて、心が動いて、
身体いっぱいに踊って、
自分なりに表現する。
そして何より、
「踊るのが楽しい!」
と思えること。
それがバレエの一番根っこに
あるものなんじゃないかなぁと、
今は思っています。
だから、
初めてのR&Sの発表会も、
ただ上手に踊るためだけの舞台には
したくありません。
もちろん上手にもなってほしいし、
本番までしっかり練習します😂🔥
でも、それ以上に。
ひとつの目標に向かって、
大人も子どもも本気になって、
先生たちも、
ご家族も一緒になって、
みんなでひとつの舞台をつくる。
その時間そのものを、
思いっきり楽しんでもらいたいです。
終わった時に、
「頑張ったー!」
「楽しかったー!」
「また踊りたい!」
って思ってもらえたら最高です☺️
バレエをやる意味なんて、
きっとひとつじゃない。
プロを目指してもいい。
コンクールで結果を出したくてもいい。
ただ踊ることが大好きでもいい。
大人になってから、
もう一度夢中になってもいい。
それぞれの人が、
それぞれの形でバレエに夢中になれる。
そんな場所を、
これからもずっと
作っていきたいなと思います😌
まずは、
初めてのR&S発表会。
本番まであと約7ヶ月。
みんなでたくさん練習して、
たくさん笑って、
時に厳しく😂
みんなで最高の舞台をつくるぞー!!!🔥🩰
私も頑張ります!!!
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